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2021-03-27 15:52:48
ご無沙汰しております、皆様いかがお過ごしでしょうか?
あたたかくなって参りましたね。自坊横の都賀川沿いの桜並木も満開を迎えております。
本来でしたらこのシーズンの土曜日は多くの方々がお花見をされていますが、今年は少し少ないかな?といったところです。
去年に続きコロナ禍において未だに息苦しい毎日が続いております。
この先どうなるのか?
この不安は中々拭えるものではないと思います。
そして全世界の方々が同様にこの不安を抱えています。
その中で自分は何が出来るのか?
今何をすべきなのか?
自分自身に自問自答し続ける日々が続き、疲れて現実から目を背けたくなる瞬間もあるかと思います。
目を背ける事=マイナスなイメージ
があるかと思いますが、本当にそうでしょうか?
辛いことから目を背けるのは生き物の本能に近いものなので当たり前の事だと思います。
だから目を背けて良いんです。
ただそこからどのように前を向くかが大事なのです。
一人一人の前を向ける瞬間は違うはずです。
前を向くためのキッカケに自身が気付けるかが重要なのだと思います。
春を迎え、咲いた桜の花はいずれ散りますがまた来年芽吹くために散ると考えればまた違った見方が出来るかもしれませんね。
満開の桜の花を見て感じた事を少しだけお伝えさせていただきました。
合掌
2021-03-03 15:32:55
ご無沙汰しております、皆様いかがお過ごしでしょうか?
最近になってやっとコロナウイルスのワクチン接種が日本でも始まりましたね。
医療従事者、疾患のある高齢者から優先的に接種を進め、その後に一般の方にも接種が始まるとの事なのでもう少し時間がかかりそうです。
まだもう少し辛抱の日々が続きそうですね。
忍耐。
耐え忍ぶ。
今にぴったりな言葉な気がします。
本題に戻りますが、今年の春のお彼岸は3月17日から23日です。
春分の日を中心に前後三日ですね。
過去のお知らせで、彼岸と此岸についてお話をさせていただきました。
春分の日は
仏様の西方浄土の世界
と
自分達が今過ごしているこの世界
の距離が縮まる日と考えられています。
「祝日」とゆう点だけでみれば
自然をたたえ、生物を慈しむ日
となっていますが、一般的にも春分の日=春のお彼岸とゆう認識が強いような気します。
春のお彼岸はご先祖様、故人に日頃の感謝をお伝えする日だと言われています。
ぼた餅を供えて、御供養する。
各々の想いを添えて御供養する。
難しいお経よりも、高価な御線香よりも
想いを添えた御供物をしてあげて下さい。
その想いは「お祀りする」にあたって1番重要な部分なのです。
個人的には
一人一人の御供養のカタチが違うのは当然だと思っています。
一人一人の特別な想いがあるのなら御供養のカタチを無理に統一する必要はないと思います。
もちろん、宗派の教義的な部分も御座います。
とても大事な部分だと思います。
ただ根本的な部分での
何かしてあげたい
の気持ちを大事にする事は最も重要だと思います。
今のうちから
何が出来るか?
何をしてあげたいか?
を少しづつ考えてお彼岸を迎えていただければ良いお彼岸を迎えられるのではないでしょうか。
合掌
2021-01-18 09:22:54
ご無沙汰しております、寒さ厳しい日が続きますがみなさまお元気にお過ごしでしょうか?
さて、今年の節分は2月2日になります。
立春の日も1日早まり、2月3日になります。
立春・立夏・立秋・立冬をまとめて四立といいます。これらは季節の始まりを表わします。
それをもっと細分化すると二十四節気で表す事が可能です。その上でのズレが日を跨いでしまうと日付けそのものが変わってしまう
とゆうパターンですね。
節分は鬼に豆を投げるだけの日ではなく、家族、周りの人の厄払いを願う日です。
悪い事が少しでも起きませんように。
自身はもちろん、自分にとって大事な人達に良くない事が起こるのは嫌ですよね。
それをみんなが「願い合う」のが節分だと思います。
今年は2月2日が節分ですが、当院では日にちを変える事なく
2月3日に厄除け護摩祈願節分祭を行います。
けしてコロナ禍の緊急事態宣言下で法要を強行し、その意向に反く訳ではなく除菌、マスク着用、三密回避等、三密対策の上で厄除け祈願法要を行います。
こうゆう時だからこそ信仰を通して自身、周りの方々の厄払いを願う事が大事なのではないでしょうか?
今の先が見えない現状を手探りで進み続けるための心の支えの一部になればと思って至心にお勤めさせていただきます。
参拝が不安な方はお札の郵送もさせていただきますので、ご一報下さい。
合掌
2020-12-20 21:12:07
皆様寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
本格的な寒さになってまいりました。先日も東北で記録的な大雪が降り交通網に大きな影響が出ましたね。
「自然の力の恐ろしさ」
とニュースで報道されていました。
たしかに自然の力は恐ろしいですね。日常が非日常に一変してしまうような大きな力を持っています。
しかし、普段はその自然の力の恵みに生かされているのも事実です。
自然の力がなければ人間は生きていけません。
昔から何か大きな天変地異があるとそれに対して「畏怖」の念を人は抱いてきました。
しかし、最近は自然に対する「畏敬」の念が薄れてきたように感じます。
生かされている。
と感じにくい世の中になりつつあるのかも知れませんね。
自然と信仰の関係性の深さ。
これは日本だけでなく世界中で同じ事が言えます。
普段恩恵を受け続けているとそれが「当たり前」になってしまい、他の一面を見た瞬間にその恐ろしさを知る。
これは人間関係、社会との繋がり全ての事に言える事かも知れません。
明日は冬至。お風呂に柚子を浮かべる日。一陽来復の日とも言います。
陰極まれば陽に転ず。
これを簡単に言ってしまえば
今が1番良くない状況です。だからこの先は良くなりますよ。
って意味のようです。
今の社会情勢に一番必要な想いですね。
お風呂に柚子を浮かべれば絶対に風邪をひかない。
なんて事は無さそうですが
取り敢えず奈良の大柳生でいただいた柚子を浮かべてみようかと思います。
皆様も日本の風習を源担ぎのようなスタンスで捉えてみるとゆう視点で、手始めに柚子風呂なんて如何でしょうか?